金融機関はリスクに応じて借り換えやおまとめローンの相談にも積極的に乗ってくれます。貸出残高が増えればそれだけ収益が増えるからです。
もちろん他社の借り入れを全部引き受けるため、自己破産など破綻した時の損失は大きくなってしまいます。
そのため他社の借り入れをまとめるためにはある程度の信用力が必要となります。
消費金融でも借り換えをすることはできますが、銀行以外の金融機関では総量規制によって、年収の3分の1以上の借り入れをすることができません。もし借金がたくさんある場合は銀行のカードローンを選ばないと1つにまとまらないのです。
オリックス銀行は比較的新しい銀行だからおまとめ用途にも向いている
ネットでビジネスを展開しており、実際の店舗を保有していません。そのため店舗運営費などの費用をカードローン事業に投資しており、オリックス銀行カードローンは銀行のカードローンの中でもおまとめ用途に向いているのです。
おまとめローンとしてのローンは提供していませんが、普通のカードローンで最大800万円まで借り入れをすることができるので、他社の借り入れをまとめるのにも十分でしょう。
限度額300万円までであれば収入証明書の提出も基本的には不要です。
オリックス銀行カードローンの金利にも注意
確かにオリックス銀行カードローンはおまとめ向きなのですが、金利が消費者金融並みに高いという点にも注意しておきましょう。
最大で17.8%の金利が設定されてしまいますので、少額借りる場合にはあまりメリットはありません。リスクと金利には相関関係があり、低金利で借りるためには信用力を強化していかなくてはならないのです。
収入による制限がないため、消費者金融よりも限度額が高くなれば金利も低くなる可能性があります。
オリックス銀行は長期で深い付き合いをすればするほどメリットが出てくる金融機関なのです。増額申請も半年に1回程度行うことができますので、積極的にコンタクトを取って契約内容の更新を行っていくと良いでしょう。
ほとんどの人が最初は50万円など少額での融資となるため、最初はおまとめローンとしては向いていません。50万円の場合は1月の支払い金額が1万円となりますが、半分以上が利息に消えてしまうため、なかなか返済が終わらないカードローンとも言えます。
どのようなローンもそうですが、上手に使いこなすためには毎月1回の支払いだけでなく、余裕のあるときに随時返済をしていくことが大切です。オリックス銀行ではATM手数料がかからないため、好きなタイミングで気にせず支払いをすることができます。
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